皆様こんにちは。
今日の河原町は、昨日のぽかぽか日和が嘘のように、肌寒くパラパラと雨が降っています。
こんなに気温の変化が激しいと、体調管理も大変ですよね。
と言いながら、風邪もひかずにサロンの中で半袖で元気いっぱいの秋田です。
さて、前々回は当店の「IMPACT」の機能の中から「キャビテーション」について説明させていただきましたが
今回は「エレクトロポレーション」について説明させていただきたいと思います。
エレクトロポレーション・・・う~ん、聞いたことあるようなないような?
いったいどういう意味??と、思われる方もいらっしゃるでしょう。
エレクトロポレーションとは、日本語で言うと『電気穿孔法』といいます。
ふむ、電気を使ってなんかなるというのはわかりますね。
要約すると、電気を使用して肌の奥まで美容成分を行き届かせる効果が期待できる。と書くとわかりやすいでしょうか?
しかし、電気を用いて肌に美容成分を導入するという共通点があるイオン導入と、どう違うの??と思われる方もいらっしゃるかと思います。
そこで今回は、エレクトロポレーション(電気穿孔法)とイオン導入の効果の違いについてご紹介します。
エレクトロポレーション(電気穿孔法)とは?
エレクトロポレーションとは、電気の力を利用して美容成分を肌の奥に浸透させる施術です。特殊な電気パルスで一時的に皮膚に小さな穴を開け、
その穴に美容成分を入れて浸透させます。 表皮からは浸透しない美容成分を肌の奥まで浸透させることが可能です。
一般的に、美容のコンディションを整えるためには、美容成分を直接肌に注射して注入する必要があります。
しかし、この方法はリスクが高く、また手間も掛かります。そして、やはり肌に針を・・・抵抗がある方もいらっしゃります。
エレクトロポレーションなら、針を使用しなくても有効成分を肌の深部まで浸透させる効果が期待でき、痛みもありません。
エレクトロポレーションによって皮膚への浸透は高まりますが、皮膚が傷付くこともないため非常に安全性が高いといわれています。
イオン導入とは?
イオン導入は、皮膚に微弱な電流を流すことによって、そのままでは浸透しにくい水溶性の美容成分を肌の深層部まで導入できる施術です。
マイナスの電極を顔の皮膚にあて、プラスの電極を手に持って電流を流すことによって、
マイナスの電極からの反発力で美容成分を肌の奥へと浸透させます。
美容の調子を整えるために有効とされるビタミンC誘導体は、肌に直接塗るだけでは奥まで浸透させることができません。
しかし、イオン導入で肌に微弱な電流を流すことによって、ビタミンC誘導体などの美容成分を肌の深部まで浸透させる効果が期待できるのです。
では、エレクトロポレーションとイオン導入の効果の違いとは?
エレクトロポレーションとイオン導入には、電気の力を用いて肌に美容成分を浸透させるという共通点はあるものの、
両者には効果において大きな違いがあります。
エレクトロポレーションとイオン導入の効果の違いは、肌に導入できる美容成分が異なることです。
イオン導入の場合、美容液に含まれる有効成分をイオン化してから肌に浸透させます。
そのため、粒子の小さいビタミンC誘導体やプラセンタなどを導入する際には適しているといえるでしょう。
しかし、粒子の大きいヒアルロン酸やコラーゲンなどの成分はイオン化することができないため、
イオン導入では肌に浸透させることができません。
また、両者の違いは美容成分の浸透率にも見られます。
エレクトロポレーションの浸透率は、イオン導入と比較すると約20倍もの効果があるといわれています。
エレクトロポレーションは一時的に皮膚に通り道を作るため、美容成分を肌の深部までより浸透させることが期待できるのです。
さらに、イオン導入はイオン化に伴うph変化により肌への刺激が生じる恐れがあります、
しかし、エレクトロポレーションはphの変化がないため、肌に優しい施術といえるでしょう。
なんだか今回の説明は、難しい話になってしまいましたね。画像で見るとこんな感じです。
なんとなくでも「エレクトロポレーション」で、普段肌の中に入りにくい成分をたっぷり届けられるっていうのが伝わっていると幸いです。
では本日はこの辺で。
次回は「EMS」についてご紹介したいと思います。
皆様のご来店を心よりお待ちしております。